郵便局の「ほろ苦い思い出」
※)今回は、合コンの話じゃないよ。下ネタなので、女性はひくかもしれないけど、男性は誰でもこんな感じだよ。……多分。
あれは中学一年生くらいのときだったかな……
普段は外で読書するんだけど、この日は、家で読書をしていたんだ。
※)読書といっても「エ×本」なんだけど。ちなみに「外で読書する」とは、友達と一緒に、高架下に落ちているエ×本を拾って読むことだ。
すると、ある通販会社の広告のページに「魅力的な言葉」が……
「モザ××なしのエ×本!」
モ・モ・モ・モザ××なしって!!!
めっちゃ、男気がある通販会社やん!!!
※)今なら珍しくもないんだけど、その当時は、めちゃくちゃ凄いことだった。
10秒くらい悩んだ後、お小遣いをかき集めて、エ×本を買うことに。
そして、無事、現金を郵送して、エ×本の到着を待っていたんだけど……
1週間くらいしても、全く音沙汰なし。
こりゃ、騙されたのかな……と半ば諦めていたんだけど……
合コンにて
ある日、突然、郵便局から電話があった。
しかも、オイラに用があるとのこと。
「一体、何の用だ!?」と思って郵便局に出向くと、ある封筒を見せられた。
事情を聞くと、この封筒は問題があって郵送できないとのこと。
差出人の欄に何も書いていなかったから、封筒をあけたとのこと。
その結果、オイラが出した封筒だとわかったので(電話番号も書いていた)、電話したとのこと。
でも、オイラには全く心当たりがなかった。
しかも、郵便局の人は、奥にいた人も含めて、オイラのことをニヤニヤしながら見ていたんだ。
……?
とりあえず、その封筒を見たら、中から、一通の手紙が……
モザ××なしの本を1冊ください。早く欲しいです。20歳です(成人ということをアピッているわけね)。商品番号は××です。
住所:××
氏名:××
電話番号:××
……間違いなく、オイラが書いた手紙だった。モザ××なしのエ×本を申込むために郵送した封筒だったのだ。
※)普通の封筒に小銭を入れていたので、郵便局で止まっていたようだ。
そりゃ、ニヤニヤしながら見られるわ……
郵便局と聞けば、このことが思い出される……郵便局の「ほろ苦い思い出」だ。
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後日談
ちなみに、オイラは、これにめげずに、今度は、キチンと現金書留で申し込んだ。
無事ゲットできたんだけど……
モザ××なしというのは真っ赤な嘘だった。
しかも、掃除をしているオカンに見つかったのか、いつの間にかなくなっていた……