深夜、ゲイのおじさんたちとの合コン

新宿三丁目付近で、女の子たちと飲んでいたんだよね。
終電が近づいてきて、一人、また一人と帰っていって気がついたら、男3人になってね。
男同士、語り合おうかって思っていたんだけど、一人の男がいなくなって・・・。
そこから、宴がはじまったんだ・・・。

隣のテーブルで盛り上がってたよ

イケメン君・・・佐藤君としよう。
佐藤君と2人で飲んでいたら、隣から聞き覚えのある声が聞こえてきたんだ。

ふと見ると、オイラの飲み仲間・・・田原君としよう。
田原君が、隣のテーブルにいたんだよ。

「酔っ払って、別のテーブルに乱入したんだー」って思いながら、ふと、そのテーブルを見てみると、推定50歳くらいかなー
以下の人たちがいたんだよね。

・おじさん
・太ったおじさん
・おばさん

再び、佐藤君と飲もうとしたんだけど・・・。

・・・ん?なんか、変だぞ?

もう一度、テーブルを見返したんだ。

おじさんたち、ひょっとして・・・。

ゲイじゃね?

み、見てはいけない!
そう思って、佐藤君と目をそらしたんだけど・・・。

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深夜、ゲイのおじさんたちと合コン

「なんか、あの子、可愛いよねぇー」

そんな声がしてきたんだよ。
どうやら、おばさんが、イケメン佐藤君のことを気にいたみたい。

で、ね。
田原君が、ね。

「なら、話せばいいじゃん!」って言い出して、彼らをオイラたちのテーブルに連れてきたんだよ。

深夜1時くらい。
そうして、ゲイのおじさん×2名、おばさん×1名との合コンがはじまったんだ・・・。

で、話していると、ね。

おばさんは、おばさんじゃなかったんだ。
元おじさんなんだってさ(笑)

な、なんだ?
深夜1時すぎに、ゲイのおじさん×3名と合コンか!?(笑)

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二次会へ

オイラは、人としてどうかと思う。
男とはいえ、自分より年下の人の身を守るのが、男だってのもわかる。
それはわかるんだけど、人って、我が身が可愛い生き物なんだよぉー。

合コンの一番人気は、ダントツ、佐藤君だったから、オイラは安全だって思ってしまったんだ(笑)

でも、さすがに、いつもと勝手が違いすぎて、トークはできず、草食動物がごとく、常に警戒していたんだ。

で、ね。
田原君が異常に盛り上げて、おじさんたち、スゴイ、いい感じになってきて、ね。

なんと、太ったゲイのおじさんが、「僕の行きつけの店に行かない?」って誘ってきたんだ。

「田原君!責任もって、断れよー」って心の中で叫んだんだけど、なんと、田原君、快諾(笑)

ぼったくられた上に、掘られるんじゃね?

いや、そんなことはさせないぞ!何かあったら、オイラが何とかしないと・・・っていう使命感で、一緒に行ったんだけど・・・。

到着した店が、ゲイバー(笑)

いよいよ、ヤバクね?


店に入って、半ばやけ気味に歌を歌い、酒を飲む。
ふと、周りを見渡すと・・・。

元おじさんのおばさんが、佐藤君に熱い視線を投げかける。
その元おじさんのおばさん(ややこしいな)に言い寄ろうとする田原君(言い寄っているわけじゃないけど、そう見えた)。
おじさん×2名は、なんか、意識し合っている。
遠くには、ムキムキのゲイのマスターがご機嫌。


ここって、なに?(笑)
なんで、オイラ、この異次元にいるんだ?(笑)

そうこうしているうちに、夜が明けて、会計することに。

「ぼったくられたら、どうしようかなー」って思っていたんだけど、歌って、飲んで、なんと、3500円ポッキリ。

で、太ったおじさんが、500円おごってくれた(笑)

ゲイの人たちって、いい人じゃん。

でも、店を出てすぐに、佐藤君とオイラは別方向へ。
田原君だけ、おじさん×3名と、朝の新宿の街に消えていったとさ・・・。

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